子どもへの性暴力を許さない社会の実現を目指す団体が始めた署名活動。旧ジャニーズ事務所の元所属タレントでジャニー喜多川氏からの性被害を告発した中村一也さんなどが協力を呼びかけた。性被害を巡ってはおととしの刑法などの改正で不同意性交罪や不同意わいせつ罪などの時効が5年延長され、18歳になるまでは事実上時効が適用されないようになったが、民法では被害者が加害者を知ったときから3年、または5年で損害賠償請求権が消滅する。このため今回の活動では、子どもの性被害には「消滅時効」を適用しないとする新しい法律を制定するよう求めている。署名はオンラインで受け付けていて、集まった署名は衆議院や参議院の議長などに提出したいとしている。