デフバレーを特集。先週、ジャパンデフバレーボールカップが開かれた。ルールは通常のバレーボールとほぼ同じ。聴覚障害がある選手たちがプレーするため、連携を取るのが非常に難しい。日本代表の坂下真一さんはリベロを務め、補聴器がないと耳がまったく聞こえない。中学の時にデフバレーに出会い、聴覚障害がある選手たちが身振り手振りを交えてコミュニケーションを取る姿に憧れた。坂下さんは「精一杯コミュニケーションを取り合いながらプレーするので、それがうまくいったときはチームメイトと喜びを分かち合うこともできる」と話す。ジャパンデフバレーボールカップで坂下さんのチームは決勝まで進み、惜しくも敗れて準優勝となった。次はチームメイトと喜びを分かち合いたいと決意を新たにした。来年にはデフリンピックが東京で開催されることが決まっていて、日本では初めての開催となる。