ボクシング女子66kg級準決勝、性別騒動に揺れるアルジェリア代表・エイマヌン・ハリフ選手が登場。SNSなどで「元男性」「トランスジェンダー」といった誤った情報が拡散。ハリフ選手は「世界中の人々にいじめをやめるよう求める」と訴えた。国際ボクシング協会は性別適格性検査で不合格だったとして去年の世界選手権への出場を認めず。ハリフ選手のコーチは「国際ボクシング協会は無価値なテスト、何も示さないテストを行った」としている。IOC・国際オリンピック委員会は「ハリフ選手は女性」と明言。バッハ会長がフランス・パリで会見、「女性として生まれ、女性として育ち、女性としてのパスポートを持ち、女性として戦ってきた」と話した。騒動後に行われた準決勝。勝利したあと、ハリフ選手は涙し「喜びと同時に複雑な感情が入り交じった」などコメント。そして、ハリフ選手はきょう勝利し決勝進出を決めた。喜びを爆発させるハリフ選手。ファンも大喜びの様子。敗れた相手のタイのジャンジェーム・スワンナペン選手は「私に分かるのは彼女は女性で強いファイターということだけ」などコメント。