インドネシア・ジョグジャカルタの中学校で日本式の運動会が行われた。大会を主催したのは大阪産業大学スポーツ健康学部講師の谷本英彰さんで、11年前からインドネシアで体育の視察などを行ってきた。視察を通してインドネシアではクラス全員が参加するスポーツ行事がほとんどないことを知り、運動会を通じて友情と絆を深めてほしいと思って開催を決めた。今回の運動会は地元大学と共同で運営を行い、地元の伝統的な遊びも競技に取り入れることとなった。こうした日本の運動会と地元の文化も取り入れた行事は「インドウカイ」と命名され、地域に根づくことでインドネシア独自のスポーツ行事となってほしいという思いが込められている。大会には2年生8クラスの総勢264人が参加し、5つの種目を争った。
