世界遺産のベルサイユ宮殿は国王ルイ14世が建てた。贅の限りを尽くし権力の象徴となった。鏡の間が有名だが、当時の鏡は宝石と同じくらい価値が高かったという。宮殿の奥には皇帝ナポレオンの戴冠式の絵が飾られている。教皇がかぶせるのが慣例だった王冠をナポレオン自らが妻にかぶせる場面を描いている。12月1日公開の映画「ナポレオン」でも1804年に行われた戴冠式が描かれている。国王の権力を超える存在となったナポレオンは自ら冠をかぶり、妻にもかぶせたという。
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