ホワイトハウスの一室に集結したトランプ大統領とヨーロッパの首脳。ヨーロッパの首脳たちが次々と口にしたのは、トランプ氏を称賛する言葉だった。会合の前、ウクライナ大使館に集まった首脳たち。2月のトランプ氏とゼレンスキー氏の会談が口論に発展したことから、二の舞にならないよう作戦を練ったとみられる。ロシア寄りのトランプ氏を自分たちの方に引き戻そうと、細心の注意を払う。トランプ氏もヨーロッパを支援する形でアメリカも関与することを明言。ただアメリカ軍をウクライナに派遣するかを問われると、トランプ大統領は「派遣しないことを保証します」ときっぱり否定した。会合の最中、トランプ氏は、モスクワ時間午前1時にプーチン大統領と40分間電話で会談。ゼレンスキー氏との対面会談と自身も含む3者会談の調整に乗り出した。会合のもう1つの焦点がウクライナの領土割譲について。会談後、ゼレンスキー大統領は、「領土については私とプーチン大統領で話す合うべき問題です」などとコメントした。会合のもう1つの焦点が、ウクライナの領土割譲。米政府高官のSNSには、ウクライナの地図を前に話し込むトランプ氏とゼレンスキー氏の姿の写真が。会談後、ゼレンスキー氏は「領土については私とプーチン大統領で話し合うべき問題」などと述べた。
