米国・バイデン大統領が選挙戦からの撤退を表明した。民主党から共和党にかわるということになった場合、米国の外交政策は大きく変化することになる。この中でも特にウクライナは米国の変化に大きく翻弄されることになりそう。ハリス氏であれば民主党の候補が勝利した場合は引き続き、米国からの支援を受けながらロシアの攻撃から国を守るための戦いを続けることができるとみられる。しかし、トランプ氏が勝利すれば支援がなくなるようなことも懸念されている。以前、「自分が大統領ならあの戦争を24時間で終わらせる」と発言。先月のテレビ討論会でも「当選すれば、就任の前までには解決する」と発言をしている。しかし、ウクライナ側はどういうことを意味しているのか強く警戒している。ロシアの攻撃がしばらく止まっても、更に領土を再び奪いに来るなどが理由であり、国の命運も左右されかねないだけにウクライナは米国大統領選挙の行方を固唾をのんで見守っているとのこと。