米国のトランプ前大統領はフロリダ州の邸宅でイスラエルのネタニヤフ首相と会談した。トランプ氏側の発表によると、ネタニヤフ首相はトランプ氏が大統領在任時にエルサレムをイスラエルの首都として承認したことなどを挙げ、感謝を表明した。一方、トランプ氏は政権に復帰すれば中東に平和をもたらすと述べたほか米国の大学に広がる反イスラエルデモについて反ユダヤ主義と戦うために全力を尽くすと表明したということだ。ネタニヤフ首相は25日にはバイデン大統領、ハリス副大統領と会談していて11月の大統領選挙の結果にかかわらず米国との同盟関係を強固に保ちたい考えがあるものとみられる。