日銀の利上げ観測が強まる中、円相場は158円台前半まで円高が進み、神経質な値動きとなっている。外国為替市場の円相場は1ドル=158円近くまで急進した。7月末の円買い介入後の最安値となる160円台をつけていた円相場は、1円以上円高にふれた。日銀の植田総裁とアメリカのベッセント財務長官は、先月30日に会談したが、ベッセント長官は自身のSNSで「日本の金融政策の正常化について議論した」と明らかにしていて、日銀の利上げペースが早まるとの観測が強まっている。こうした中、おととい節目となる3%をつけた長期金利は、2.9%台に下落していて、円高進行が金利を押し下げている。市場では政府日銀による円買い介入への警戒が続いている。
