現在の円相場は1ドル=160円近郊で値動きしている。7月下旬には約39年半ぶりとなる164円に迫る水準まで円安が進んだ。その後、日米の協調介入が行われる中で一時157円台まで円高に動いたが、わずか1カ月ほどで再び160円台に戻った。影響を受けるのが海外旅行。香港へ行った女性は2泊ではなく1泊にしたという。サッカーW杯の応援でアメリカへ行った男性はトータルで100万円弱かかったという。オーロラを見にフィンランドへ行った女性は支払いはクレジットカードだったが、旅費だけで50万円を超えていたという。一方で、国によっては円が強いところもある。エジプトでは5年前と比べて大きく円高が進んでいる。物価は上昇しているが日本と比べて安い。航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんによると、インドネシアはインドネシアルピアに対する円相場はここ数年横ばいで、物価水準も日本に比べ割安な傾向が強い。ベトナムと韓国は円はやや弱いが、物価水準は欧米諸国ほど物価高が進んでおらずお得感がある。お得に海外旅行ができる裏技は「大都市外し」。需要の高い大都市に比べ航空券は安くなることが多く、ホテル・飲食店でも費用が安く抑えられる。フジテレビ・智田裕一解説副委員長によると、円高への本格的な転換は望みにくいのではという。
