福田さんは移植手術での出血を抑えるために特殊な形状の注射針を開発。先端が円錐状になっていて、針の横に穴が空いた作りになっている。丸まった針先で組織を押し広げ、横穴から心筋球を流し込むという。血管を傷つけないので出血は少なく、心筋球の流出もないとのこと。この針の開発を福田さんがお願いしたのが「スズキプレシオン」。医療器具などの精密機械を主力商品とする会社とのこと。鈴木勲副社長は「できるのかと思ったが、自分も不整脈の一種を患っており、心臓が悪い人に必要なのであれば何とかしなければと思った」などと話した。
住所: 栃木県鹿沼市野尻113-2
URL: http://www.precion.co.jp/jp/
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