「安い・美味い・迷わない」と多くの外国人観光客が利用している日本の外食チェーン。その人気は日本のマクドナルドにも飛び火していた。世界的なチェーン店だが、なぜ日本旅行中にわざわざ訪れるのか？まずは外国人100人に聞いた人気バーガーを調査。第3位は、全世界のマクドナルドにもある定番の商品「ビッグマック」。日本食に飽きていつもの味が恋しくなった外国人に人気だという。第2位は、日本初のハンバーガー「てりやきチキンフィレオ」。第1位は「サムライマック 炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」。醤油味が日本を感じられるという。このソースは醤油とオニオンを煮込んで作った甘みのある味で、100種類以上の試作を重ねた日本オリジナルのソースだ。肉汁がジューシーなビーフパティも好評。
外国人に人気の「サムライマック」に使用されているビーフパティの秘密を探るべく、千葉・山武市にある工場へ潜入！ここでは冷凍された1つ27kgの牛肉を使っている。高周波解凍機によって中まで均一に熱を通し、肉汁をなるべき逃さないように優しく解凍。解凍された牛肉はひき肉にし、金型に入れ成形し、コンベアに押し出し、1分間に約1400枚のパティを製造する。サムライマックのパティは通常のパティの1．7倍の大きさだ。最後にランダムに味覚チェックをした後、各地の店舗へと出荷される。調理で求められるのはスピード。鮮度と熱を保ったままいち早く組み立てるのが美味しさの秘密だという。