米国のボーイングが開発した「スターライナー」が国際宇宙ステーションに到着した。米国フロリダ州から5日に打ち上げられた「スターライナー」は機体のヘリウム漏れや制御装置の一部に不具合が見つかり点検に時間がかかり、予定よりおよそ1時間遅れて日本時間の7日未明ISS=国際宇宙ステーションに到着しドッキングに成功した。搭乗したNASAの宇宙飛行士2人は国際宇宙ステーションにおよそ1週間滞在し地球に帰還する予定。一方、イーロン・マスク氏が率いる米国の宇宙開発企業スペースXは、大型宇宙船スターシップの4回目の打ち上げ試験で機体を地球へ帰還させることに初めて成功した。マスク氏はXで「大きな達成」だと評価した。