保守層を中心とした岩盤支持層の強固な支持を力に政権を担ってきた自民党について、現在支持層に異変が起こっている。自民党は先月の東京都議選で大敗し、敗因の一つが支持離れだとみられている。都議選で自民党支持者を対象に行なった出口調査では自民党に投票した人は約半数に留まり、背景には組織としての膠着を理由に大敗して根本から組織改革をしてほしいという願いや新たな政党への期待感があるとみられている。自民党の仲宗根青年局長は「他党との競争ばかりに注力するのではなく、責任政党自民党らしい公約を掲げて差別化を図っていきたい」など語った。明日は公明党の政党深堀りを伝える。