北海道・留萌のスナックママ・りえさん(58歳)の家までついて行った。20・23・42歳で3回結婚している。20代の時に知り合いが夜の世界で働いていたのでママに頼んでバイトを始めた。自分の店を持ちたいと思うようになり、開業資金を貯めて21年前に37歳でスナックを開いた。42歳で結婚した最後の夫は死別。良いところも悪いところも全て受け入れてくれる人だった。付き合いは長かったが、結婚生活は1年ほどだった。その数年後に女手ひとつで育ててくれた母も帰らぬ人に。表情が暗く、客に「店やる気ある?仕事する気ある?」と言われてしまった。一番ひどい時は光熱費が払えず、電気が止まってしまった。家賃1万円まで生活レベルを下げざるを得なかったが、夫を亡くした2年後に初孫が生まれ、年子で次々と孫が誕生したことから、「しんどい」なんて言ってる場合じゃないと元気を取り戻した。孫がいたから今の自分がいると語った。その孫は「父の方のおばあちゃんのが好き。1万円くれるもん」と語ったが、おやつを買ってくれるし、旭川に連れて行ってくれるなど孫を優先するところが好きとも語った。留萌のスナックでりえさんの家について行ったら…豪雪地で孫に生きる女性の人生復活物語を聞くことができました。
住所: 北海道留萌市明元町6-36-1