茨城県つくば市で始まっていたのは、市長の退職金を決めるネット投票。現在、日本の公職選挙法では、ネット投票は認められていない。国家戦略特区に指定されている、つくば市は先月の市長選挙などでのネット投票導入を目指し、独自にシステムを開発し実証実験を重ねてきた。しかし、総務省から選挙の公平確保の観点から課題があり、特区として実験的に行うべきものではないと反対を受け、実施は見送られた。投票画面に進むと、10点刻みで11段階のなかから点数を選択する。マイナンバーカードのパスワードを入力し、カードをかざして、個人を認証すれば投票完了。投票結果から平均点を算出し最低の0点なら22円。満点の100点ならおよそ2000万円が市長に支給される。重要な機能が再投票することができること。