スポーツ庁が、体力運動能力調査の結果を発表。「祖父母世代」「親世代」「孫世代」の3世代の10歳時点でのデータを分析し体力を比較した結果、ボール投げについては男子は祖父母世代と比べ約9メートル低下。握力と50m走は男女ともに親世代が最も高いスコアとなった。一方、祖父母世代と比べ身長体重は男女ともに孫世代の方が大きく、60年前の方が体は小さいが体力が高いという結果が出た。スポーツ庁によるとコロナ禍以降、10代の少年少女の体力が低迷していて、スマホでのゲームやSNSなどスクリーンタイムの増加が一因になっているという。