小池省吉さんは2年前にスマートウォッチを購入し、利用するうちに心房細動の兆候があるとアプリから通知された。健康への不安はなかったが、毎日のように通知がきたことで病院を受診し、精密検査を受けた。結果、心房細動の診断がおりた。その後、カテーテル治療を受けて心房細動は収まった。今でも心電図や心拍を測りながら体力づくりに力を入れている。小池さんが受診した病院では、この2年でスマートウォッチのデータを持ってくる人が増えた。今年8月にはスマートウォッチ外来も設置した。日々のデータを携えて受診した21日のうち14人が治療につながったという。早く治療に結びつけることが大事。