今も年に数億個が売れているという南京錠。佐賀市の九州電力・嘉瀬川水力発電所に九州電力の社員がやって来た。入口にある南京錠にスマートフォンを近づけ、解錠。スマホが鍵になるスマート南京錠。従来はカギは車で40分離れた事務所で受け渡しをしていたがその必要がなくなった。さらにカギの権限を複数人ん付与でき、利用時間を分単位で設定できる。管理G魔炎で入退室を把握できる。ビルの入退室システムのような大規模な設備投資や工事は不要。九州電力は7月約140の水力発電所でスマート南京錠への交換を開始。開発したのは福岡発のスタートアップ・キーズ。野寄朋彦代表が2018年に創業。スマート南京錠は、電池で3年稼働し、工事不要。1個1万6500円で100人まで月約2万円。今ではJR九州や豊田合成でも使用されている。福岡・粕屋町の駕与丁公園グラウンドでも使用されている。粕屋町の安河内剛さんは、土日に管理人が鍵を開けていた負担が減ったという。6年で4000個以上売れている。
