この猛暑で今旬を迎えている野菜に異変が。張りやツヤがなくしぼんでしまったナス。ピーマンも生育不良に。千葉・船橋市ではきのうまでの30日間の降水量が平年より4割程度少なく、カラ梅雨の影響が。野菜の生育への影響が深刻だという中、気象庁の発表では今後も全国的に平年より暑くなる見通しの日本列島。こうした中、東京都内のスーパーではきのう、トマトやナスが平年の2~3割高く、キュウリは2倍近くに。今後の野菜価格の見通しについて専門家は「現在の高温少雨の影響は1か月後以降に生産あるいは価格に影響してくる見通しであって、これから旬を迎える夏野菜にも影響が7月から8月にかけて1割から3割ほど平年より高く推移する見通しになっている」と話した。