三重大学大学院の立花義裕教授に話を聞く。ロンドンは5月で35.6℃、フランスは37.8℃、中国では洪水、日本でも歴代2位の高温を50地点で観測し過去最高。インドは48.2℃。きのう気象庁はきのう2026年春からエルニーニョ現象が発生しているとみられ、今後、秋にかけて続く見込みと発表した。1993年のエルニーニョでは、記録的な冷夏と長雨などによるコメの大凶作になり、「平成の米騒動」が起きた。タイやアメリカなどから259万トンのコメを緊急輸入した。ことしの夏は全国的に平年よりも気温が高くなる見込み。立花教授によると「ことしはほぼ確実にスーパーエルニーニョが発生する。“史上最強レベル”になる恐れもあり、世界中が“猛烈な暑さ”になる」とのこと。過去のスーパーエルニーニョはこれまでに3度発生していて、2023年には最高気温40℃を記録している。過去3度の発生時に世界の平均気温が階段状に上昇している。2023年には世界の平均気温が史上最高を更新した。東京の猛暑日の数(年間)は、2023年は22日、2025年は29日。2023年には農業にも打撃が出た。白未熟粒の発生や害虫の多発で、一等米の比率が過去最低になった。果物・野菜の“日焼け”や肥大不良などが発生した。エルニーニョの影響1:酷暑。酷暑日が続出し、熱中症による死者が続出する恐れがある。影響2:豪雨。ゲリラ雷雨や線状降水帯級の豪雨が各地で増加し、被害が続出する恐れがある。影響3:台風。日本に接近、上陸する台風の数が増加し、大型で強力かつノロノロ迷走台風となり、被害が増大する恐れがある。ことしの台風発生数は毎月発生している。ウェザーニュースによると、年間で28個程度発生する見込みで、平年より多い14個程度が接近するのではないかという。数年おきに発生するエルニーニョが今後は毎回、スーパーエルニーニョに発達する恐れがある。
