次に福さんが発見したのは「デニーズにとって社員は(?)」。若手社員が社長に聞きたいことなどをざっくばらんに話す座談会。「Z世代と呼ばれる方にデニーズを利用してもらうために考えている策はある?」との質問に社長が「難しい質問ですね」と言い、”リアルZ世代”の福さんは「学生って勉強できる場所を探しているので、学生が勉強していい席を確保することで学生が居やすい場所になるのかなって思う」と話し、社長は「貴重な意見ですね」と言った。このあとも小松社長に様々な質問が飛び交う。ここで福さんは社員が小松社長を「小松さん」と呼んでいることに気づく。社員との距離感を近づけるため、役職関係なく「さん」付けで呼ぶことは小松社長の提案。「年齢関係なく個人を尊重するのが大事」と話す。現場経験で「社員への思い遣る気持ち」を学んだ小松社長。そこにデニーズが長年愛される理由が隠されていた。