4年連続赤字のイトーヨーカ堂について33店舗を閉鎖させるなど構造改革を急ぐセブン&アイホールディングス。関係者によるとスーパー事業の一部株式の早期売却を検討しているという。カナダのコンビニ大手から巨額の買収提案を受けるなか、不採算事業の株を売却し時価総額を高めることで買収案に対抗する狙いとみられる。すでに株の売却先を模索していて、中間決算を発表する10日に具体的な方針を明らかにする見通し。
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