新井薬師前駅、雑居ビルなどが密集するこのエリアを見守ってきた西武信用金庫 薬師駅前支店を建て替えのため解体に入る。通常重機を使うビルの解体だが、隣接する建物との間は人が1人入るのがやっとで、線路も近い。重機を入れるのは非常に困難で深夜に騒音も出せない。この解体に挑むのは22歳の現場監督原尾さん。原尾さんのが所属するゼクオスは数々の都市部の解体作業を行ってきた。深夜11:30、片側の車線を封鎖し、100トンまで持ち上げる巨大なクレーンで解体重機をビルの上に上げていじゅ。今回は階上解体というビルの上の重機で解体する方法を採用。ただ周辺は電線も多くこれに引っかからないよう注意が必要。そして時間も限られた中、果たして重機を上げることができるのか。まずはショベルカー、傾かないように電線への接触を避けながら上昇させていく。壁との距離わずか80センチの場所を慎重にショベルカーをあげていく。なんとか無事2台を屋上へ。翌日早朝6:30、エリアマネージャーの井上さんは狭い足場を進み現場へ向かう。解体作業を進め、事前に用意した穴の中に瓦礫を落としていく。ここから下のフロアにある鉄筋の塊「鉄筋団子」の上をスライドさせ階下に下ろしていく。この工程を繰り返し解体作業を進めていく。
75日を過ぎ、残り30日で山場を迎える。2階部分の壁を内側に倒していく。ただ線路との距離が近く足場などを落とすわけにはいかない。鉄骨をガスバーナーで切断し、縁切りと呼ばれる壁に穴を開ける作業を行うショベルカーで内側に倒し、見事に壁を崩すことに成功した。こうして5ヶ月の解体工事は完了した。
75日を過ぎ、残り30日で山場を迎える。2階部分の壁を内側に倒していく。ただ線路との距離が近く足場などを落とすわけにはいかない。鉄骨をガスバーナーで切断し、縁切りと呼ばれる壁に穴を開ける作業を行うショベルカーで内側に倒し、見事に壁を崩すことに成功した。こうして5ヶ月の解体工事は完了した。
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