水曜、韓国の新大統領に就任したイジェミョン氏。かつては反日発言を繰り返していた。しかし、今回の選挙中は一転。なぜ発言を変えたのか。反日一辺倒では支持されない!?韓国の今とは。今年で日韓国交正常化60周年。慰安婦や竹島の問題が度々叫ばれていた。韓国を取材すると若者の間では不思議な減少が起きていた。ハンボノとは韓国語と日本語を混ぜた言葉。若者のあちこちに日本の看板がみられた。2023年にオープンしたジャパニーズバー。韓国で日本の大衆文化が解禁になったのは30年前。日本の映画、音楽、アニメなどが段階的に開放され韓国の若者文化として浸透した。日本人歌手が韓国の歌番組に出演するまでになった。日本発祥のメイド喫茶もある。日本に好意を持っている韓国人の割合(出典:韓国リサーチによる)は18.1%から41.7%と大幅に上昇。韓国エンターテインメントの世界的躍進が関係している。龍谷大学の李相哲教授は「BTSとかパラサイトとかの映画が日本のみならず世界を席巻していて韓国人はそれを誇りに持っている。日本と平等に渡り合えるということが裏にある。韓国のGDPレベルが日本とほぼ同じレベルまで来ている」とコメント。韓国の1人あたりの各目GDP(出典:IMF)。SNSで反日にNOを突きつける若者さえ出てきている。