兵庫・香美町で64歳の谷脇保夫さんのソデイカの漁に同行させてもらう。谷脇さんは定年退職後に漁師になり、キャリアは短いが腕利き。午前3時から人工の魚礁がある漁場へ向かう。ソデイカが夜明けと共に潜っていくタイミングで漁を開始し、樽流し立縄漁でソデイカを狙う。重さのあるイカを1度に2匹釣り上げるのは大変なため、多くの漁師は疑似餌をあえて1つにしているが、谷脇さんは2つつけている。イカはソデイカが食いつくと潮の流れに逆らうため列から離れる。この日の漁は12時間続き、合計22匹をGET。5キロ超の大物もあった。船上で切り、冷凍させる。