テクノロジー見本市のCESが開催。参加企業4000枚以上、13万人が訪れた。ソニーグループとホンダが共同で開発するEVはアメリカのマイクロソフトと連携し、生成AIを使うシステムを導入する計画を発表した。CESの会場には自動運転の実用化にむけた世界各国の最新技術が展示されていた。今アメリカと中国では一部の地域で無人のタクシーサービスを提供している。そうした中ユニークなアイディアをもつ日本のスタートアップ企業があり自動運転に必要な情報処理システム開発をした。その特徴は建物や人の動きを捉えるセンサーを車本体ではなく路上や周囲の環境に設置すること。センサーが捉えた情報をデジタル空間で再現した分析し車に共有する。車一台一台にセンサーを搭載するよりもコストを抑え安全性を向上させることができるという。技術の実用化へ海外企業と連携を深めて行きたい考え。一方で別のスタートアップ企業では開発の仕組みにユニークな発想を取り入れている。AIを駆使した自動運転のソフトウェアを開発。世界の大手企業と協業をすすめている。その戦略はオープンソース戦略。一般的に自動運転のソフトウェアは各社が自前で研究・開発を行い、その成果は企業秘密。しかしこの企業は開発の成果を他の企業にも公開し、様々な企業が自社用にカスタマイズして導入しやすくする。現在この企業のソフトウェアを導入する企業は30社以上。走行ルートやアクシデントなど様々なデータの収集が進んでいる。