東京・靖国神社にある桜の標本木。気象庁の職員が6輪咲いている状態を確認、開花を発表。春本番。上野公園は混雑。枝垂桜はいまが花の盛り。ソメイヨシノの見ごろはもう少し先。例年大勢の人が訪れる千代田区・千鳥ヶ淵の桜。観光協会は平年の開花時期に合わせ3月22日からの「千代田のさくらまつり」開催を準備。今月12日から来月23日までをまつりの期間に設定。桜に起きている異変。過去10年の東京の桜の開花日。ことしは平年通りだが暖冬などの影響によりほとんどの年で平年より早いタイミング。4月1日時点で開花している地域はこの数十年でかなり北上。暖冬は温暖な気候の九州や四国では逆の現象を招いている。桜は秋ごろに一度休眠状態に入り冬の寒さの刺激で目覚め、春の暖かさで花開く。九州や四国では桜が目覚めるほどの寒い冬が訪れず、開花が遅れ、場合によっては開かない。森林総合研究所・勝木俊雄氏が「鹿児島市では30年もしたらまともな開花は見られなくなるのではないか」などコメント。