最高気温が35℃に達した、アメリカ・ジョージア州アトランタ。ワールドカップ決勝トーナメントの会場を一歩出ると、高温注意報が発令されている中で密集したサポーターたちの熱気が充満していた。アトランタ消防当局が警戒を呼びかけた。さらにニューヨークでは高温注意報のうえ、猛暑警報も出された。州によって細かい基準は違うが、連日体感温度が40℃を超えるときに出されるもの。ニューヨークのマムダニ市長は「事業主は従業員に権利を周知し、安全を優先して不利益のないように」と呼びかけた。今回の猛暑警報は全米の31州で1億4000万人が対象になっている。命を脅かしかねない危険な暑さだが、土曜日にはアメリカ独立250周年の式典が迫っている。アメリカで熱波がピークを迎えるころ、ヨーロッパには再び先週と同等クラスの熱波が襲来する予報となっている。どちらも偏西風の蛇行に起因するもので、前回ヨーロッパでは少なくとも2000人が亡くなったと言われている。
