フィリピン残留日本人2世の82歳男性の8月上旬の訪日が決まった。男性は太平洋戦争の混乱期に日本人の父親と生き別れたため親子関係を証明できず、無国籍状態となった。支援団体の調査で親族が大阪府で暮らすことが判明し、80年越しに親族との対面が実現する見通し。4月には石破総理大臣がフィリピンで男性ら残留2世と面会し、国籍回復に向けた支援を約束した。一方で、国籍回復を希望する残留2世の平均年齢は83歳を超え、今年に入って2人が亡くなっている。
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