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「タタ・グループ」 のテレビ露出情報

日本経済新聞・山田剛さんの解説。タタグループはインド最大の情報技術IT企業のタタコンサルタンシーサービシズなど100社、このうち上場企業29社、時価総額はインドのGDPの1割に達するという巨大企業集団、創業は明治維新と同じ1868年で156年の歴史があるというインド最大の財閥。民間企業が育っていなかったインドでは独立後財閥と国営企業が主に産業になってきた。インド有力財閥との比較するとタタグループのオーナー一族は非常に地味に暮らしている。派手さはないが堅実な経営、そしてグループ各社の独立性が高いこと、病院経営や教育機関への寄付など社会貢献を非常に重視しているということが大きな特徴。ラタンタタ氏は1991年から20年以上にわたりグループの会長を務めた。その間にコーラス、ジャガーランドローバーを買収するなどタタグループを世界的な企業に押し上げた。2004年に上場したTCSはインドで時価総額最大の企業に成長した。タタ氏の任期中にタタグループ全体の売上高は25倍に増えた。2008年にタタ自動車が導入した超低価格乗用車「ナノ」は失敗、「貧しい人でも買える車」を目指してタタ氏が自ら主導したプロジェクトだった。6代会長・サイラス・ミストリー氏を4年で解任、ミストリー氏から裁判を起こされた。タタグループは特殊な持ち株構造になっている。タタの福祉財団が持ち株会社タタ・サンズの株式を66%保有、福祉財団のトップは保有株によってグループ全体を支配できる。福祉財団のトップにはノエル・タタ氏が引き継いだ。現在はチャンドラセカラン会長がグループを率いる。グループは創業家が保有するが経営は現体制に任せる。タタグループの今後はチャンドラセカラン会長のもと電気自動車が良好なタタ自動車やTCS、2022年に政府から買い戻したエアインディアなどのグループ企業が業績好調。今年3月にはタタエレクトロニクスがインド西部に国内初の半導体工場を着工するなど次世代に向けた投資もしている。守りに入ることなく今後もさらに成長する。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年10月10日放送 11:13 - 11:30 テレビ東京
昼サテ(ニュース)
インドの大手財閥・タタグループのタタ元会長が9日に死去。86歳だった。英国高級車ブランドなど大型買収を相次ぎ成功させ、タタグループを世界的企業へ押し上げた。また日本とインドの経済関係の発展に寄与したとして、2012年に日本政府から旭日大綬章を受章。

2024年6月11日放送 7:00 - 7:45 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(特集)
今、急成長が見込まれているのがエアコン市場。インドではこれまでほとんどの世帯で持っていなかったが、今、中間層がこぞって買い求めている。エアコンの市場規模。5年後にはおよそ2倍になる見通し。これまで持っていなかった人たちが手が届くようになると見られている。インドのエアコン市場での売り上げを伸ばそうと日本メーカーも相次いで投資計画を打ち出している。ダイキン工業は[…続きを読む]

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