岐阜県多治見市にあるダイキャスト東和産業で働くカンボジア出身のマイヨンは6か月前に11人家族を支えるために技能実習生として来日した。日本語を勉強したのは来日前のわずか1か月で、この日の仕事では大型金型の交換であったが、上司の説明が理解できず、仕事はあんまり楽しくないのだと語った。ダイキャスト東和産業では外国人従業員と交流するための取り組みとして交換日記を行っている。マイヨンは時に1時間かけて日記をつけている。日記は毎朝会社に提出し、交換日記担当者が順番に日記を書いて交流している。マイヨンが初めて書いた日記では自身の趣味や将来の夢について紹介していた。上司の谷口は日本語の勉強が目的で交換日記を始めたが日記を通して心をひらいてくれるためやって良かったなどと伝えた。マイヨンのあこがれの存在でもある先輩のピセイも日記を通して上司たちと理解を深めてきていた。マイヨンは仕事でも広がりを見せると、日記でも日々の気付きを上司に伝えていた。
