パリ五輪の女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花(26歳)。あれからおよそ1か月、北口榛花が世界最高峰の大会「ダイヤモンドリーグファイナル」に出場した。前回もこの大会で優勝し連覇のかかる北口榛花は、最終投てき前まで2位のAビラゴシュ(20歳、セルビア)と熱戦を繰り広げる。最終投てきでAビラゴシュにわずかに抜かれ2位の後退した北口榛花は、自身の最終投てきで今シーズン自己ベストの66m13を投げて逆転優勝。北口榛花の最終投てきを見守っていたセケラックコーチも、感激のリアクションをみせていた。日本選手初の2年連続ファイナル優勝の快挙を成し遂げた北口榛花は「あと一投しか残されていない場面で投げて勝ち切れてよかったと思うし、五輪が終わってからちょっと疲れちゃって、あまり練習が出来なくて不安もありながら試合には臨んだんですけど、(優勝の)結果が得られてよかったと思う」と語った。