- 出演者
- 寺島実郎 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ 松原耕二
オープニング映像と挨拶。膳場貴子キャスターはアメリカ取材のため欠席。
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12月18日水曜日。この日、自動車メーカーのホンダと日産が経営統合に向けて協議に入ることが分かった。日産の経営不振から世界第3位の自動車グループ誕生へ。背景に何があったのか。
12月19日木曜日。ナベツネの愛称でも知られた読売新聞の渡辺恒雄代表取締役主筆がこの日、肺炎のため亡くなった。98歳だった。渡辺氏は1950年に読売新聞に入社。政治部の記者として中曽根元総理らを長年にわたって取材する中で、歴代の政権に対し記者の立場を超えて影響力を持つ存在となった。2006年には、当時の小泉総理の靖国神社参拝を巡って「靖国参拝を反対すると左翼だという考え方は間違っている」語っていた。プロ野球読売巨人軍のオーナーとしても歯にきぬ着せぬ発言で存在感を発揮。2004年には球界再編の問題で当時の古田選手会長がオーナー陣との会談を希望していると聞くと「たかが選手が」と発言。この言葉が反感を買ったことなどもあり渡辺氏が目指した1リーグ制は叶わなかった。一方、今につながるフリーエージェント制など選手の立場を強化する制度の導入にも大きな役割を果たした。
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プーチン大統領の記者会見について。12月19日(木)、年末恒例の長い記者会見に臨んだロシアのプーチン大統領。4時間半に及ぶ会見で語ったこととは?。年末恒例となっているプーチン大統領の大記者会見。会場に詰めかけた記者だけでなく国民もリモートで質問できるイベント。今年は4時間半にわたった大会見。ウクライナ侵攻を巡る質問も。その試練の1つが国境を接するクルスク州へのウクライナ軍の越境攻撃。奪還を目指すロシア軍はウクライナ軍を撃退するため北朝鮮からの援軍を必要とする事態になっている。クルスク州の戦況について、地元住民からの電話での質問。一方、ロシアが誇る新型ミサイルオレシュニクの性能を巡っては、プーチン大統領は欧米に対し「実験をするなら受けて立つ」と挑発した。強硬な構えを崩さないプーチン大統領。一方で大統領就任を控えた米国・トランプ次期大統領は月曜日、ウクライナ侵攻を巡り、「我々が止めなければならない。プーチン大統領と協議し、ゼレンスキー大統領とも協議する」と発言。
「報道の日」の番組宣伝。
12月19日(木)、ロシア・プーチン大統領の記者会見で、米国NBC・キアシモンズ記者が「あなたは特別軍事作戦(ウクライナ侵攻)の目標を達成できていない。トランプ氏と対峙するとき、あなたの方が弱い立場に立たされるのでは?」と質問、プーチン大統領は「(トランプ氏との)会談で私が弱い立場になると言ったが私の意見は違います。この3年の間にロシアは著しく強大になりました」と回答。そのトランプ氏は月曜日にも停戦の仲介に意欲を示した。プーチン氏は応じるのか?、停戦に向けて必要なことについて。ウクライナの首都キーウには金曜日にも攻撃が。強硬な姿勢を見せる一方で口にした「妥協」という言葉。真意はどこにあるのか?。
12月19日(木)、年末恒例の長い記者会見に臨んだロシアのプーチン大統領。ウクライナの戦況を抑えつつ、プーチン大統領の発言を振り返っていく。4つの州(ルハンシク州、ザポリージャ州、ドネツク州、へルソン州)とクリミア半島についてはロシアが実際に支配下に置いている。プーチン大統領は「この1年で189の集落を新たに制圧した」として軍事的優位を強調しているが、一方でロシア側のクルスク州では一部がウクライナ軍に占領されている。こうした中、プーチン大統領が今回の大記者会見で「交渉と妥協を受け入れる用意がある」と述べた。間もなく大統領となる米国・トランプ氏が「ただちに停戦し交渉を開始するべき」などと停戦の仲介に意欲を示す中、交渉による妥協はありえるのか?。防衛研究所・兵頭慎治研究幹事は「プーチン氏は妥協の具体的な内容は示しておらず譲歩する気は一切ない。交渉開始の条件はウクライナがロシアに併合された4州を放棄し、NATO加盟を断念することで何も変わっていない」と分析。来年の1月にトランプ政権は発足する。
日銀は12月19日(木)、年内最後の金融政策決定会合で利上げを見送った。これを受け円相場は一時1ドル=157円後半と5か月ぶりの水準まで円安が進んだ。また日銀は1990年代後半からの金融緩和策の検証も公表。アベノミクスによる異次元の金融緩和については「デフレではない状況になることに貢献した」としつつも、「想定したほどの効果は発揮しなかった。国債を大量に買い入れたことは、市場にマイナスの影響を及ぼした」などと分析している。寺島実郎さんは「日銀が利上げを見送ったのは8月に0.25%政策金利下げたが、そのとき起こった株価の下落は極端な形で振れて、それがトラウマになって異次元金融緩和で株安と円高に持っていこうという流れを作った。本当に機動的にやるなら意味があったかもしれないが、2年がマックスなのに10年近くこういう構図を引っ張ってることに対して、いかに円安を固定化してしまっているか。そのことによって国民は、円安によって異様な輸入インフレを受けている。輸入インフレという形で物価にはね返ってきてる。日銀というものが置かれている役割というものをよく見つめて、アベノミクスを正しく評価して次に進み出さなきゃいけないところにきていることは間違いない」とスタジオ解説。
12月20日(金)、国民民主党の賛成を取り付けて補正予算が成立し、挨拶に来た石破総理だが、国民民主党・濱田誠政調会長の「178万もよろしくお願いしますと」の声に石破総理からは笑顔が消え、国民民主の議員らは硬い表情。補正予算に国民民主の賛成を取り付ける際にはそれと引き換えに「103万円の壁」について「178万円を目指して来年から引き上げる」との合意が交わされていた。ところが、自民党と公明党の与党側は予算成立の翌日、来年の引き上げ幅として123万円を提示。これに反発した国民民主党が与党との実務者協議を打ち切った。そもそも「178万円を目指す」としか書かれていない合意はどの辺りが落としどころなのかゴルフに例えた主張が続いている。自民党は国民民主党の反発を尻目に税制大綱に123万円と明記。少数与党としては来年の通常国会でも野党を取り込む必要があり、次は日本維新の会と連携する動きも見せている。
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韓国のSNSで拡散されているのは実在しない「国をまるごと飲み込む味」戒厳バーガーの画像。きっかけは軍の幹部らがハンバーガーショップで戒厳令について話し合っていたという報道。非常戒厳の2日前、韓国・ソウル近郊の店に集まった軍幹部に対し、国防相とともに戒厳を企画したとされるノサンウォン元情報司令官が「戒厳がもうすぐあるから準備せよ」「選挙管理委員会のサーバーを確保せよ」などと具体的な指示も出していたと報じられた。その戒厳令を出した尹大統領を巡ってはこの日、合同捜査本部が25日の出頭を要請。正当な理由なく応じない場合は拘束令状の請求も検討しているという。
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バスケットボール日本代表・馬瓜エブリンさん、御意見番・上原浩治さんの紹介。巨人からメジャーリーグへの移籍を目指していた今年のセリーグMVP・菅野智之の新天地はオリオールズに決定。米国・メディアによると、1年契約で合意し年俸は約20億円。
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菅野智之がオリオールズに入団、「コントロールとコンビネーションに関しては…米国でも勝負していける自信がある」との会見。上原はオリオーズの地区は激戦区であるが最近のオリオールズは強いため期待できるなどと語った。
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ロッテ・石川柊太の入団会見が行われた。背番号は今季吉井監督がつけた「21」だ。マルティネスは中日から巨人へ移籍する。
バスケットボール皇后杯準決勝、富士通レッドウェーブがデンソーアイリスに59−56で勝った。
バスケットボール皇后杯決勝、富士通レッドウェーブがアイシンウィングスに65−55で勝った。
バスケットボール皇后杯。準決勝では馬瓜が怪我で途中退場。その日は調子が良く、よりジャンプできたがゆえの怪我だったんだそう。大会では富士通レッドウェーブが優勝。「チームとして完成されている」などと称賛。
唐橋ユミがBリーグに密着取材。千葉ジェッツのホーム「LaLa arena TOKYO-BAY」は収容客数約1万人とBリーグ最大規模。選手を間近で見られる席、VIPルーム、トイレの混雑状況が人目でわかる案内板などの設備。スタジアム中央には切れ目や縁がない大型モニター。試合中、選手らの状況に合わせて会場の音楽が切り替わる演出。結果、この日の試合では仙台89ERSを相手に68-60で敗北。リーグは再来年に再編成され、チーム数も増加する見込み。
NBA、レイカーズがグリズリーズに116−110、キングスに113−100で勝った。
昨日、アメリカで行われたスノーボードW杯ハーフパイプ第2戦に、北京五輪金メダリストの平野歩夢が出場。縦3回転・横4回転の「トリプルコーク1440」など圧巻の演技を披露し、今シーズン初勝利。W杯通算7勝目をあげた。2位には戸塚優斗、3位には平野流佳が入り、日本勢が表彰台を独占。女子は、今季からW杯に参戦した15歳の清水さらがただ1人90点台をマーク。W杯2度目の出場で初優勝。
フィギュアスケート全日本選手権の男子シングル。前半トップの鍵山優真は、2022年の北京五輪で銀メダルを取る力がありながら全日本では優勝はない。過去にこの大会で優勝経験のある父でコーチの正和さんが見守る中、後半のフリーへ。4回転ジャンプを次々と成功させ、観客だけでなく父をも魅了。総合得点297.73をマークし優勝した。鍵山親子の悲願達成に観客の拍手は鳴り止まず、正和さんの涙も止まらなかった。