- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像が流れた。日本海側を中心に天気下り坂。
東京・銀座にある投資家バー。トランプ氏の勝利で資産が増えたという投資家でにぎわっていた。トランプ次期政権でのインフレなどを見越して取り引きするトランプトレードに沸いている。木曜日に米国フロリダ州で開かれたのは、トランプ氏の祝賀会。ハリウッドスターのシルベスター・スタローン氏らが登場して盛り上がる中、新政権でのサプライズ人事も。ケネディ家の異端児、ロバート・ケネディ・ジュニア氏が新政権で厚生長官に指名された。反ワクチン論者を医療保健行政のトップに就ける異例の人事。また、トランプ氏の看板政策、移民の取り締まりを担う国土安全保障長官は熱烈なトランプ派のサウスダコタ州知事クリスティ・ノーム氏。移民問題でも強硬な立場を鮮明にしていた。自伝で訓練がうまくいかなかった飼い犬を撃ち殺したなどと明かし、物議を醸した人物でもある。続々と発表される人事で特にサプライズとなったのが国防長官。130万人の米軍を率いる要職に起用されたのはトランプ氏寄りの報道を続けてきた「FOXニュース」の司会者ピート・ヘグセス氏だった。ヘグセス氏は陸軍兵としてイラクなどに派遣されたことはあるものの、軍や政府で要職の経験はない。
Xに投稿されたイーロン・マスク氏の新たな画像。前には、「D.O.G.E」というプレートがある。トランプ氏は政府の支出を見直す組織「政府効率化省(Department of Government Efficiency)」を新設。そのトップにマスク氏を据えた。政府予算のおよそ3割に当たる2兆ドルを削減できると豪語するマスク氏。そして物議を醸しているのが司法長官に指名されたマット・ゲーツ下院議員。ゲーツ氏は17歳の少女に金銭を支払いわいせつ行為をした疑いで司法省の捜査を受け、議会でも調査が続いていた人物。水曜日、およそ4年ぶりにホワイトハウスに入ったトランプ氏。引き継ぎのため、バイデン大統領と会談。
月曜日に召集された特別国会。初当選した新人議員らがバッジを受け取り、国会議員としての一歩を踏み出す中、禁止されている写真撮影を始める議員も。そして選挙で議席を伸ばし、一躍時の人となっていた国民民主党・玉木雄一郎代表は不倫が報じられて謝罪した。不倫問題の挽回もかけて意気込むのは「103万円の壁」の引き上げだが、風当たりは強まっている。
国民民主党が掲げる「103万円の壁」の引き上げ。避けて通れないのが財源の問題。玉木代表は与党側が考えるべきと主張している。更に年収の壁を巡って103万円から焦点が移りつつあるのが社会保険料の負担が生じる「130万円の壁」。立憲民主党は働き控えを解消するため、保険料分を給付で補填する法案を提出し与野党の議論をリードする考え。一方、自民党はキャスティングボートを野党に握られて政権運営が思うにまかせない。少数与党となった今回は総理指名選挙も30年ぶりの決選投票になった。再選を果たした石破総理は野党の提案も取り入れながらの政権運営を強いられる。まず方針転換せざるをえないのが「政治とカネ」を巡る問題。与党が多数だった先の国会で「抜け穴だらけ」と批判された法律を成立させた自民党。石破総理は今回、野党側が提案していた「政策活動費の廃止」も念頭に法改正する考えを示した。その一方で長年の懸案となっていた企業・団体献金の禁止を巡っては慎重姿勢。国民民主党を除く主要野党が禁止を掲げる中、自民党の対応に注目が集まる。
「年収の壁」を巡っては、国民民主党が主張するように所得税がかからないラインを103万円から178万円に引き上げた場合、税収が最大8兆円失われると試算されていて、そのうち5兆円が地方分に当たるとされる。全国知事会の会長・村井知事は「地方はたちどころに財政破綻する」と反発していて、178万円までの引き上げは困難が予想される。こうした中で立憲民主党が重視しているのが「130万円の壁」。ここからは社会保険料の支払いが発生するので、一般的なケースでは27万円の負担が出てくる。その減った手取り分を給付する法案を立憲民主党が提出した。一方の政治とカネの改革では、自民党が過半数を握った先の国会では実現しなかった「企業・団体献金」の禁止が焦点となってくる。1994年に政党交付金制度を作った際に企業・団体献金については禁止する方向で議論され、5年後に見直すことが法律に明記されていた。それが放置されているというのが現状。各党の姿勢は国民民主党を除く主要な野党は禁止すべきでまとまっている。一方自民党は党内の反対論が根強い状況で、禁止が過半数に届くかどうかというのは公明党と国民民主党がどちらにつくかで変わってくる状況。寺島氏は「政党政治がきちんと機能するかの重要な局面に来ていると思う」、松原氏は「自民党の政治とカネの問題に関する議論を見ているとどうもやる気がない。まだ過半数割れしたことを受け入れられてないのではないか」などと話した。
11月12日火曜日。2050年、東京では75歳以上の高齢者のうち実に3人に1人が1人暮らしになる。そんな推計が発表され、波紋を広げている。東京・西麻布で入居が始まったのはシニア向けのサービス付き高級住宅。看護や介護を担うスタッフを常駐するこの施設。グレードの高い部屋の入居金は5億円を超え、月々の利用料も50万円以上。高齢化が進む日本。火曜日に公表された国の推計では、今後、1人暮らしの高齢者が急増することが分かった。東京では1人暮らしの75歳以上の高齢者は2020年時点で50万人。それが50年には90万人になる。東京稲城市が始めた取り組み。90代で1人暮らしをする女性の自宅トイレにはある仕掛けが。トイレの電灯が24時間消灯or点灯の場合、異常があったと判断し、親族などに連絡がいくシステム。自宅に帰宅した82歳の宮本さん。大学生の清水さんが先月から宮本さん宅の空き部屋で一緒に暮らし始めた。光熱費を入れて月3万円を支払うが、ワンルームを借りるのと比べれば格安。週に一度は一緒に食事をする。高齢者が若者と住まいを共有する異世代ホームシェアの取り組み。両者をつないだNPO法人リブ&リブ・石橋エイ子代表は「ちょっとの工夫でシニアの方が何か若者の役に立てれば」とコメント。1人暮らしの高齢者が急増する未来でも持続可能な社会へ試行錯誤が続く。
国の研究所が発表した地図を紹介。全世帯のうち65歳以上の1人暮らし世帯の割合を都道府県別で示している。2020年時点で15%を超えているのは13道府県だが、2050年には全国で15%を超え、更に32の道府県で20%を超えると推計されている。こうした中、懸念されるのが2040年問題。1970年代前半生まれで人口の多い”団塊ジュニア世代”が65歳を迎え、全人口の35%が高齢者になることにより引き起こされる社会問題のこと。例えば介護職員については272万人が必要になると見込まれる中、この先の数が増えない限り、57万人が不足すると推計されている。同志社大学特別客員教授・元村有希子さんは「共助というのがカギになってくると思う」等とコメント。
11月13日水曜日。東日本大震災の直後から停止している福井県の敦賀原発2号機。原子力規制委員会はこの日、真下に活断層がある可能性を否定できないとして再稼働を認めない不合格の決定を下した。事業者の日本原電は、廃炉は検討せず改めて再稼働に向けた審査を申請する考えを示している。同志社大学特別客員教授・元村有希子さんは「これから日本の原発はまさに高齢社会を迎えるわけで、老朽化という未知の領域に踏み込んでいくタイミングでもある。ここは本当に事故の教訓を忘れずきちんと安全を見極めてもらいたい」などとコメント。
13日水曜日。この日、声明を発表したのは声優らの団体。アニメや映画などの吹き替えにAIの音声を使用しないよう訴えている。声優の声を生成AIに学習させ無断で使われることへの危機感。声優本人の許可を得ることや生成AIの音声であると明記するよう求めている。日本の法律では、声そのものは著作物として認められていないため、団体側は国や事業者に対しAI音声のルール整備を求めていくとしている。かないみかさんのコメント。臨床心理士・みたらし加奈さんは「日本でも声の権利法というのを制定して声優さんたちの声とか声そのものを守っていく法律が必要」とコメント。
11月16日土曜日。ペルーで開かれているAPECの首脳会議に参加している石破総理。この日、中国の習近平国家主席と初めて会談。両国は、戦略的互恵関係の推進などを確認。中国としては、米国のトランプ政権に備え日本との関係を安定させたい狙いもあるとみられる。石破総理は米国のバイデン大統領とも会談。更に日米韓の3か国首脳会談では北朝鮮への対応などを協議。松原さんは習近平国家主席と石破首相との会談は、トランプ氏が影の主役だったという。日本としては中国との首脳同士の関係を築きたいと思っている。懸案を少しでも解決したいと考えている。トランプ氏と会えるかどうかを気にしている。じっくり作戦を練って会えばいいとのこと。
栗原恵さん、槇原さんが登場。上原さんは台北から中継。台湾のプレミア12の盛り上がりはすごいという。
世界野球プレミア12のオープニングラウンドグループBで、日本×オーストラリアの試合は9−3で日本の勝利。巨人の井上温大が先発。阪神の森下翔太が3安打の活躍。金曜日の第2戦から舞台は台湾へ。日本×韓国の試合。先発は高橋宏斗。ホームランを浴び、2度にわたってリードを許した。DeNAの牧秀悟がタイムリーで逆転。森下翔太がホームラン。楽天の藤平尚真がリリーフで抑える。6−3で日本の勝利。日本×台湾の試合は、
きのうの第3戦は日本と同じく開幕2連勝の台湾。試合前、井端弘和監督は優勝するためにはセンターの辰巳選手が調子を上げてくれると助かるなどと話した。台湾戦で先発を務める才木浩人はチームを乗せられるピッチングをしたいなどと話した。試合は1回、森下翔太の犠牲フライで日本が先制する。さらに3回には監督がキーマンに挙げた辰己涼介が12打席目にして大会初ヒットを放ち、追加点を奪う。4回には源田壮亮がホームランを放ちリードを広げる。先発の才木はバックに助けられ5回まで無失点とするも、6回にピンチを招いたところで降板。しかし後続が抑え逃げ切った日本。スーパーラウンド進出に大キック前進した。
台湾・台北から中継。現地の応援は9割以上が台湾の応援で日本の応援はライトの一角のみだったそう。スタジオの槙原は、投手陣が点を取られる心配はないので、4番の森下が軸となる活躍を持続してほしいなどと話した。一方メジャーリーグでは大谷翔平が受賞ラッシュ。これまでにハンク・アーロン賞やエドガー・マルティネス賞などを受賞しているが、最も気になるのがMVP争い。大谷派MVP最終候補に選ばれているが、DHでの選出となれば史上初となる。MVPの発表は日本時間22日に行われる。
プロ野球12球団合同トライアウトが14日に行われた。自ら引退して現在は大学院生の元ロッテ・島孝明投手は150キロ台の投球を見せた。一方トライアウトは年々参加者や合格者が減少していて、NPB主催での開催は今年が最後の可能性がある。
11月3日、バレーボールSVリーグ 男子開幕戦でサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが対戦し、高橋藍選手が出場した試合という事もあって入場者数は過去最多の1万人を超えるなどした。昨日は大阪ブルテオンがジェイテクトSTINGS愛知と対戦し、西田有志選手がサービスエースやスパイクなどで13得点をマークして3-0で勝利した。一方女子 、Astemoリヴァーレ茨城×デンソーエアリービーズの試合は3-1でAstemoリヴァーレ茨城が勝利した。
栗原さんはSVリーグの盛り上がりについて「開幕戦は代表選かと思うほど熱気が凄かった」など話した。また古賀紗理那さんが引退をし、
ポスト古賀紗理那として栗原は石川真佑の名前を挙げ、攻守に渡りチームを引っ張れるほか、年齢的にも若いため今後に期待したいなどと話した。また兄である石川祐希については、身長はないが攻守トータルでのレベルが高いことが強みなどと話した。
サッカーW杯アジア最終予選インドネシア対日本は前半35分に相手のオウンゴールで日本が先制するなど4-0で勝利。2位に勝点7差を付けて首位を独走。