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- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。膳場貴子は今朝は寒く感じると話した。きのうは東京で最高気温が30℃を超えて観測史上最も遅い真夏日となった。きょうは全国的に今季一番の寒さになるところもある。
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火曜日に公示された衆議院選挙。裏金問題で処分を受け、公認を外された萩生田光一氏。総裁選で石破総理と最後まで争った高市早苗前経済安保担当大臣も応援に入った。萩生田氏はパーティー収入の不記載は裏金ではないと訴える。対する立憲民主党。擁立したのはカルト宗教問題に取り組んできた元参院議員・有田芳生氏。ただ、この選挙区では野党が乱立。自民党政治への批判票は分散する構図。更に無所属の畑尻氏も立候補している。同じような状況は他の選挙区でも。
裏金問題が大きな争点となる今回の選挙戦。しかし自民党への批判票が分散する構図が目立っている。裏金問題で自民党が公認を外した選挙区。ここでも野党側は候補者を一本化できず、日本維新の会から猪口幸子氏、共産党から新井杉生氏、国民民主党から円より子氏が立候補している。一方、いわゆる裏金議員の選挙区の中には変わった構図になったところも。自民党から公認を外された三ツ林氏。しかし公明党が推薦を出し全面的に支援している。背景には区割り変更によって石井代表の選挙区が、もともと三ツ林氏の地盤だった地域を含むという事情が指摘されるが、公明の推薦を受ける三ツ林氏の選挙区でも結局、野党から無所属を含む5人の候補が乱立。いわゆる裏金議員が出馬する46選挙区のうち、野党側の候補者を一本化できたのは僅か6つにとどまる。政権発足後、最速の解散によって選挙区の調整が追いつかなかった。衆院選は次の日曜日に投開票を迎える。
野党側の調整が整わないまま選挙戦に突入したが、前回は217の選挙区で野党が候補を一本化した。与党との一騎打ちの構図に持ち込んだが、今回一本化できたのは52の選挙区だけ。各党の公約を紹介。物価高対策などの経済政策について、自民党は低所得世帯への給付金や労働市場改革を行うという。立憲民主党は中低所得に消費税を還付。物価目標を0%超に引き下げ、実質賃金を上げるとしている。日本維新の会は消費税・所得税・法人税の減税。労働市場の流動化を掲げている。公明党は低所得世帯と年金生活者に給付金を支給するとしている。共産党は大企業の内部留保に課税し、中小企業の賃上げを支援する。国民民主党は消費税・所得税の減税やガソリン代の値下げを公約としている。れいわ新選組は消費税の廃止。社民党は3年間の消費税ゼロ。参政党は積極財政を訴えている。浜田敬子は語られていないところに対して不安感が全体的に募ってしまうと話した。荻原チキは経済論戦を長い期間重ねて、ブラッシュアップした先で投票したいと話した。みたらし加奈は今のタイミングで選挙をすることが被災地に大きな負担を強いているということを忘れてはならないと話した。松原耕二は戦後最短の解散が有権者の選択を奪っていると話した。
投票日まで残り2週間余りとなった米国大統領選挙。ここに来て、ハリス氏の勢いにかげりが見え始め、トランプ氏が再び支持を伸ばしている。強盗に押し入るトランプ前大統領に、市民を銃で脅すハリス副大統領。AIに作らせたフェイク動画もネットに出回る中、来月5日の投票日が迫る米国大統領選。勝敗を左右する激戦州では8月以降、ハリスに勢いがあったが、ここにきてトランプ氏が上回り差を広げつつある。トランプ氏は主張が対立する人々を内なる敵と呼び、投票日に混乱が起きた場合、軍隊の必要性まで示唆。こうした中、両者が神経をとがらせるのが、選挙直前に情勢を大きく左右する出来事“オクトーバーサプライズ”。
「選挙の日2024」の番組宣伝。
2012年の大統領選の直前に米国を襲ったハリケーン。このとき、オバマ政権の迅速な対応が評価され再選につながった。10月に起こるこうした予期せぬ波乱「オクトーバーサプライズ」。選挙直前に情勢を大きく動かす。今年も9月、10月とハリケーンが甚大な被害をもたらした。ハリス氏は被災地を訪問し支援物資を手渡しするなど副大統領として対応に追われたが、実はハリス氏に先んじて被災地に入ったのはトランプ氏だった。両者の動きについて、米国政治に詳しい前嶋和弘教授はトランプ氏は最初に被災地に乗り込んでいってバイデンとハリスは何もやっていないとPRしたとコメント。ここにきて支持が伸び悩むハリス氏。背景には民主党が票田としてきた黒人からの支持をつかみ切れていない現状もある。特に50歳未満の黒人男性では49%にとどまっている。激戦州の1つ、人口の3割を黒人が占めるジョージア州。建設会社を経営する男性もかつてはオバマ大統領に期待したこともあったというが、今回は間違いなくドナルド・トランプとコメント。こうした状況に月曜日、ハリス氏が新たに打ち出したのは黒人男性向けに特化した公約。黒人起業家向けの融資や黒人男性の資格取得の支援などが柱。最終盤での票の積み増しを狙い攻防が激しさを増している。
異例の大接戦となっている大統領選。背景にはハリス氏が民主党の大票田であるヒスパニック系や黒人からの支持を固めきれていないことがある。上智大学・前嶋和弘教授は「トランプ氏は男性主義的なメッセージを打ち出すことで女性候補に拒否感を持つ一部の黒人男性の支持を取りにいっている」と指摘。選挙結果を左右する激戦州での最新の世論調査だが、黒人が多いジョージア州を含め、7つの州でいずれもトランプ氏がハリス氏を僅かに上回っている。松原耕二はヒスパニックの人たちの保守化が進んでいる。黒人社会には根強い女性差別があると話した。
10月14日月曜日。この日、中国軍が公開した映像。陸海空軍やロケット軍が台湾を取り囲む形で軍事演習を行った。空母「遼寧」も参加したとしている。確認された中国側の艦船は34隻、軍用機は延べ125機と一日で確認された数としては過去最多。台湾を取り囲む形での軍事演習は今年5月にも行われているが、今回は台湾の主な港湾を封鎖した想定で実戦を見据えた演習が行われた。中国国防省は「台湾独立を図ることは死に至る道だと分からせるためだ」と、中国と距離を置く頼清徳政権をけん制した。
1985年、日本が批准したのが女性差別撤廃条約。木曜日、国連の会合で追及を受けた日本政府。日本では夫婦同姓、同じ名字にすることを法律で義務づけている点が女性差別に当たると批判されている。実は国連の委員会から、この問題を突きつけられるのは初めてではない。過去3度にわたって勧告を受けていた。それを20年以上受け流してきた形の日本政府。これらの悪影響に対する対策を問われた日本政府、内閣府・岡田恵子男女共同参画局長は「改姓した方が不便さや不利益を感じることのないように旧姓の通称としての使用拡大に向けて取り組んできたところ」とコメント。政府はマイナンバーカードやパスポートなどでも旧姓が使えるようにしたと強調するが、現地入りしているNGOからは「解決ではないということは当事者が繰り返し訴えてきたこと」とコメント。一方、現地には夫婦同姓を主張する団体も。選択的夫婦別姓に反対する団体は「家族の絆は簡単に破壊される」とコメント。これまで政府与党として夫婦同姓を守る立場を取ってきた自民党。先の総裁選で石破総理は法改正に前向きな姿勢も見せたが、その後トーンダウン。
夫婦同姓が義務づけられているのは法務省が把握するかぎり日本だけ。世界の国々で一般的なのは選択的夫婦別姓。家族の一体感を重視し、夫婦同姓を支持する世論もあるが、経団連はいわゆる女性活躍のためにも選択的夫婦別姓の導入を求めている。ドイツやスイス、オーストリアなどもかつては夫婦同姓を義務づけていたが、次々とこれを改め選択的夫婦別姓を導入してきた。この潮流を作ったのが、1979年にできた女性差別撤廃条約。「世界の女性の憲法」とも呼ばれ、日本も85年になって批准した。この条約を履行しているかどうかを、国連の女性差別撤廃委員会が審査する。夫婦同姓を義務づける日本の法律については「実際には女性に夫の姓を強制している」として、20年以上前から過去3度にわたって是正するよう勧告。しかし日本はこれに従ってこなかった。青山学院大学・谷口洋幸教授は「日本政府は女性差別撤廃条約をあまりに軽視している。国際社会からは夫婦同姓の制度に日本人の人権意識の低さが表れているとみられる」と指摘。
女性差別撤廃委員会からの勧告は、同姓の強制の問題だけではない。日本でもこれまでに勧告を受けて法律を改正してきた前例もある。前回2016年には結婚年齢を定めた家族法が男性18歳、女性16歳と男女間で差があることが差別的だとして是正するよう勧告を受け、男女共に18歳とする法改正が行われた。また、夫婦が離婚した際に女性のみに100日間の再婚禁止期間が定められていたことについても同様に勧告を受けて廃止している。
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ファイナルステージは両リーグの優勝チームとファーストステージを勝ち上がったチームの対戦。優勝チームには1勝のアドバンテージがあり、6試合で先に4勝したほうが日本シリーズに進出する。16日からの全試合を振り返った。巨人×DeNA。第1戦前日、膳場が阿部慎之助監督に話を聞いた。阿部慎之助監督は「DeNAの覇気を感じた」とコメント。第1戦:DeNA2−0巨人。第2戦:DeNA2−1巨人。第3戦:DeNA2−1巨人。第4戦:DeNA1−4巨人。巨人は2勝ち3敗と踏みとどまっている。
DeNA×巨人の第4戦につてい解説。上原浩治は「先発の井上投手。負けたら終わりという中で素晴らしいピッチング」などと述べた。井上投手じゃ6回1安打、6奪三振、1失点。上原浩治は「まだ横浜が有利かなという気はする」などと話した。リーグの3位から日本一になったのは2010年のロッテだけ。
パ・リーグはソフトバンクが圧倒的な強さ。ソフトバンク×日本ハムのこれまでの試合を振り返った。第1戦:ソフトバンク5−2日本ハム。2戦:ソフトバンク7−2日本ハム。3戦:ソフトバンク3−2日本ハム。ソフトバンクが3連勝で日本シリーズ進出。
ソフトバンクについて井口資仁は「山川穂高はこのシリーズも4番としてしっかり仕事した」などと話した。柳田悠岐や近藤健介など主力も続々復帰した。心配な点はないほど強いという。
阪神の藤川球児新監督が就任会見を行った。「当然勝ちに行く。現状維持でいるようなそう見えている選手は危機感を持って臨んでもらいたい。プレイヤー個人としての力がないベテランは必要ない」などと述べた。上原浩治は「彼の野球脳についていける選手がどれだけ出てくるかってとおろがポイントになる」などと話した。
卓球アジア選手権、男子シングル決勝。張本智和は林詩棟と対戦し勝利。日本勢は50年ぶりに金メダルを獲得。
自転車の世界選手権。山崎賢人が37年ぶりに優勝。
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