11月13日水曜日。東日本大震災の直後から停止している福井県の敦賀原発2号機。原子力規制委員会はこの日、真下に活断層がある可能性を否定できないとして再稼働を認めない不合格の決定を下した。事業者の日本原電は、廃炉は検討せず改めて再稼働に向けた審査を申請する考えを示している。同志社大学特別客員教授・元村有希子さんは「これから日本の原発はまさに高齢社会を迎えるわけで、老朽化という未知の領域に踏み込んでいくタイミングでもある。ここは本当に事故の教訓を忘れずきちんと安全を見極めてもらいたい」などとコメント。