午前のマーケットについて。日経平均株価はマイナスに転じ小幅続落。為替相場は1週間半ぶりのドル高円安水準。15日発表のCPIや企業決算待ちの1日だった。欧州3指数も様子見の中で小幅反落となっている。今日の日経平均は昨日下げていた建設が買われ、昨日上げていた銀行株の値持ちもよく、事前予想よりも強い動きとなった。しかし10年債利回りが0.96%になると再び低調な展開となっている。個別では大林組が4期連続増収。明日決算発表の三井住友FGは、日本経済新聞によると純利益の計画を引き上げる見込みで、10年ぶりの最高益更新が予想される。5月は売り場と言われるが、3月までの急騰の調整局面となっているので、買い場とみる投資家が多くなっている。