日経平均株価は3日のNY市場で主要株価指数が下落し、取引開始直後から下落する展開となった。午後に入っても下落は続き、取引時間中としては約3週間ぶりに一時37000円を割り込んだ。終値は前日比1638円安の3万7047円で、今年3番目の下げ幅となった。米・半導体大手「エヌビディア」の株価が急落し、半導体業界の先行きに不透明感が出たことで、東京市場でもハイテク株が軒並み売られた。4日のNY市場では連日の大幅な下落を受けて、値頃感の出た銘柄に買いが広がり、ダウ平均株価は小幅に反発した。一方、日経平均先物は夜間取引で続落している。