抗議活動の先駆けとなったのはバングラデシュ。おととし、学生らによる大規模デモで約15年間続いたハシナ政権が崩壊、きょう総選挙が行われる。バングラデシュの総選挙は政変後初の総選挙となり、汚職撲滅・雇用対策などをめぐり300議席の争い。バングラデシュの年齢中央値は26歳、高等教育を受けた若者の失業率は13%を超え高くなっている。若者の政治や経済に対する不満は政権を崩壊させるまでに至った。首都ダッカには政変の記念碑が建てられていた。政府の弾圧による死者は1400人。抗議デモの拠点となったダッカ大学のナジムル・ハサンさんも連日デモに参加していた。前ハシナ政権はおととし6月、退役軍人の家族用の公務員採用の特別枠を復活させる方針を決定し、強い憤りを感じたという。多くの仲間を失ったが政権を崩壊に導いたことを誇りに思っている。政変後、社会はどう変わったのかハサンさんの友人たちに聞いた。自分の考えが話せるようになった、言論の自由が戻ったなどとする一方で、教育・医療・汚職対策・治安は期待ほど変わっていないという。
