イスラエル外務省は15日サール外相がアイルランドの首都ダブリンにあるイスラエル大使館の閉鎖を指示したと発表した。アイルランドが今年5月にパレスチナを正式に国家として承認したことなどを指摘し「アイルランドはイスラエルとの関係においてあらゆる一線を越えている」と強調。大使館閉鎖の決定はアイルランドによる極端な反イスラエル政策を理由としたものだという。この決定に対しアイルランドのハリス首相は「アイルランドが反イスラエルだという主張を完全に否定する」とし、「アイルランドはイスラエルとパレスチナが平和で安全に共存することを望んでいる」と強調している。