フジテレビの親会社は先月新取締役の候補者を発表。大株主である投資ファンド「ダルトン・インベストメンツ」はSBIホールディングスの北尾吉孝社長を独自の候補者として提案。北尾吉孝氏はフジテレビや親会社は人事や組織改革のほか、不動産事業の分離が必要だと主張、今後投資ファンドと協議し先月示した取締役の候補者を抜本的に見直すべきだと主張した。また今後の対応次第では株式の取得を進めるという。またフジテレビは十分に立ち直ることができ、そのためには意識改革が大切だとした。フジ・メディア・ホールディングスの金光修社長は提案書を受け取ったとし、先月の役員の案は旧来の長きに渡る体制から離れて新たな体制を組むという目的だったのであの時点で最残の案を出したつもりだと述べ、さらに検討し良い案を出そうと考えているとした。