きのうセイコーゴールデングランプリで見事優勝を果たしたやり投・北口榛花。今季3戦全勝。去年、初の世界女王となり、国内年間最優秀選手など飛躍の年となった。変わり羽子板に起用されるほど。北口榛花にインタビューした。北口選手は1998年に北海道・旭川市で生まれた。3歳から始めた水泳では全国大会出場。バドミントンでは小学生の時に全国大会優勝を果たした。高校生からやり投を始めた。競技を始めてわずか2カ月で北海道大会優勝を果たした。高校2・3年生はインターハイを連覇した。北口選手が初めて日本記録をマークしたのは大学生の時だった。北口選手が練習拠点にしているのはチェコ。チェコは男女共に世界記録を保持しているやり投げ大国。2019年に渡り、下半身を強化した。東京オリンピックの決勝では12位だった。予選で左脇腹を負傷していた。北口選手はオリンピックのリベンジに向けケガをしにくい体づくりをした。柔軟性を高め姿勢を正すことに努めたという。そして去年の世界選手権で日本女子初の投てき種目で金メダルを獲得した。