東レ・インディアの花田はインドのチェンナイにいた。街にはカラフルなヒンドゥー教の寺院が。その目的は、強烈な臭いをはなつ汚れた水場。日本なら処理場で浄化される下水が垂れ流しで、チェンナイ市内にはそうした場所があちこちにある。花田の使命は下水問題を解決すること。東レが最近作った施設のコンテナの内部には、下水の性質を浄化する実験施設が。花田はその研究者として、最終的な水質浄化プラントの建設のために赴任しているという。稼働させているプラントへ移動した先には大きな工場が。敷地内に集められていたのは古紙などで再生紙の製糸工場だという。製造過程で大量に出る、工場排水に悩んでいたというが、見せてくれたドロドロの液体が処理するまえの工場排水。
