岩手・滝沢市では岩手山の火山灰が広がる水はけのよい土壌を生かし、昭和30年ごろからスイカの栽培が盛んに行われている。今日は地元の子どもたちに農業への理解を深めてもらおうと、滝沢小学校の小学5年生約120人が近くのスイカ農家を訪れ、苗植え体験をした。農家が所属するグループは、伝統行事「チャグチャグ馬コ」の開催を応援しようと、参加する馬のふんを堆肥にして栽培したスイカを「チャグチャグスイカ」と名付けて販売していて、売り上げの一部で馬のエサなどを購入して馬主に還元する取り組みを行っている。スイカは子どもたちが8月に収穫する予定。