ラオス滞在2日目の夜、愛子さまはホテルで晩さん会に臨み、外国で初めてとなるお言葉を述べられた。愛子さまは「パーニー国家副主席閣下、御列席の皆様、サバイディー(こんばんは)」と冒頭、ラオス語で挨拶をした愛子さまは、両国の交流の歴史に触れながら、東日本大震災の際のラオスの支援に感謝を述べると共に、今後の友好関係に期待を寄せられた。愛子さまは乾杯の発声もラオス語で行い、にこやかにグラスを重ねられていた。これに先がけ、愛子さまは、18日午後、国家主席府を訪問された。その際、着用されていた民族衣装はラオス政府から贈られ、ラオスのデザイナーによるものだという。トンルン国家主席への表敬訪問で愛子さまは、「両国の友好親善が一層深まることを願っております」という両陛下からのメッセージを伝えられたという。きょうは日本語教育を行う学校や不発弾被害を伝える施設などを視察される予定。
