2人は、住宅街にある美術館を訪れた。彫刻家のしまずよしのりさんと妻のリコさんが迎えてくれた。一本の木から削り出した作品は、森の中の命の誕生を表現しているという。2階にも作品が展示されていて、イボタガの幼虫の作品は、制作に1年かかったという。しまずよしのりさんは、16歳から彫刻を始め、独学で技術を磨いた。これまでに500点以上の作品を制作し、2012年にこの美術館を開館した。しまずさんは、思い入れのある作品はない、中学時代から勉強が嫌いだったから、名誉や財産などは一切捨てた、その代わり自由に生きたかったなどと話した。しまずさん夫婦は、高校の先輩後輩だったという。リコさんは、16歳で夫の才能を認めてから、今に至っている、周りも夫のことを普通としては見ていなかったなどと話した。しまずさんは、リコさんは、自分より大胆で腹が据わっているなどとし、リコさんは、しまずさんは、言葉はきついが、心の中は優しい、それは作品にも表れていて、見るとほっとする人が多いなどと話した。
