中南米では治安対策の強化などを訴えた右派の候補が相次いで大統領に当選している。14日に行われたチリの大統領選挙の決選投票では強硬な右派のホセアントニオ・カスト氏が勝利した。カスト氏はアルゼンチンのトランプとも呼ばれるミレイ大統領と対談するとともに、反米左派のベネズエラ・マドゥロ政権への軍事的圧力を強めるトランプ政権を支持した。アルゼンチンのミレイ大統領はチリのカスト次期大統領を祝福した。カスト氏は大統領選挙で勝利した2日後にブエノスアイレスを訪問した。チリの大統領は就任後最初にアルゼンチンを訪問するのが恒例で、カスト氏は大統領就任後の3月にもアルゼンチンを訪問する予定。2人の間に親近感があるのは明らかで、SNS上でも互いを称賛している。カスト氏はミレイ大統領の算出削減策を経済モデルの参考にするとし、アルゼンチンとの2国間関係はかつてないほど良い関係になるだろうと述べた。また、カスト氏はチリ国内の不法移民対策として出身国に帰国させるための人道回路を提案する考えだ。
