帝国データバンクによると来月に値上げを予定している食品の数は1392品目あるとされ、そのうち冷凍食品などの加工食品は757品目に達する。特にアイスクリーム製品は明治エッセルスーパーカップや森永乳業のピノ、ロッテの雪見だいふくといった商品が一斉に160円から170円に値上げ。赤城乳業は「ガツン、とみかん」は値上げするが看板商品の「ガリガリ君」は3月に値上げしたこともあり、今回は値上げしない。また定番のチョコレート菓子もチロルチョコ、ブラックサンダーの出荷価格を値上げする。不二家のカントリーマアムは来月24日から16枚入りを14枚入りに変更する。ロッテ「ガーナ」は来月3日からチョコの厚みをアップさせる。日本生活協同組合連合会は「くらし応援全国キャンペーン」ではPB商品を中心に約180品を1割値下げする。前回値下げ対象8品だった冷凍食品は29品に増やして値下げをしていく。斎藤は世界の需要が高くなる一方で気候変動の影響で供給が下がっている、米や小麦にまで出ていくようになる可能性が今後高まっていると指摘した。