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「ツシマアカガエル」 のテレビ露出情報

長崎県対馬市は昔から神々が宿る島として知られ、人の立ち入りが禁じられていた鎮守の森に包まれている。樹齢200年を超える幹回り8mのスダジイなど、手つかずの自然が残っている。ツシマサンショウウオ、ツシマアカガエルなど、対馬の固有種も数多く生息する。あちこちの庭先に並んでいるのは「蜂洞」と呼ばれる蜂の住まい。島では昔から野生のミツバチを蜂洞で飼ってきた。対馬にいるミツバチはニホンミツバチだけ。全国で養蜂に使われるセイヨウミツバチはいない。蜂洞の入口に蜂蜜を塗ったり、花を置くなど、蜂が来るように人々は様々な工夫をする。春になるとヒトツバタゴの花が集落を彩る。5月にはスダジイの花が森で咲き、海外沿いではオオバイボタが咲く。ミツバチは様々な花から蜜を集めるため飛び回る。秋になると蜂蜜ができあがる。ニホンミツバチの蜂蜜は百花蜜と呼ばれ、ビタミン・ミネラルなど栄養満点。蜂の冬越しのため半分は巣に残す。夕暮れ時になると対馬の固有種・アキマドボタルが光を放つ様子を見ることができる。森の恵みを巧みに利用する暮らしが美しい里山の風景を育んでいる。

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